【柔道】女子48キロ級 渡名喜が決勝進出 ビロディド下し、日本人メダル第1号

渡名喜風南(左)はダリア・ビロディドに延長一本勝ち

メダル第1号だ。東京五輪の柔道女子48キロ級の準決勝が23日、日本武道館(東京・千代田区)で行われ、渡名喜風南(25=パーク24)が2018年、19年世界選手権決勝で敗れたダリア・ビロディド(ウクライナ)に勝利を収め、決勝進出を決めた。

1メートル48センチの渡名喜に対し、ビロディドは1メートル72センチ。身長差24センチの相手にもひるむことなく、積極的に仕掛ける。試合はゴールデンスコアに突入したが、寝技で一本勝ち。今大会日本人初のメダルが確定した。

渡名喜は大会前の取材で「いいスタートを切りたいが、マイペースでやるべきことをやる。挑戦という言葉を常に頭に入れて戦い抜きたい」と決意を述べていた。

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