【速報】競泳女子400メートル個人メドレーで大橋悠依が金メダル

400M個人メドレーで競泳金メダル第1号を獲得した大橋悠依

東京五輪競泳女子400メートル個人メドレー決勝が25日、東京アクアティクスセンターで行われ、大橋悠依(25=イトマン東進)が4分32秒08で金メダルを獲得した。

トビウオジャパンの〝金1号〟だ。予選を3位で通過した大橋は前半200メートルを2番手で折り返し、平泳ぎで逆転。最後の自由形でもトップを守り、電光掲示板で順位を確認すると、力強いガッツポーズを見せた。

レース後は感情をこらえきれず涙を流す場面もあった大橋は「昨日、いい泳ぎができたので自分を信じて泳ぎました。自分が金メダルを取れるなんて思っていなかった。速いタイムを朝早いレースで出せて、やってきたことは間違っていなかったんだと思いました」と振り返った。

2016年リオ五輪代表選考会は3位に終わり、大舞台まであと一歩及ばなかったが、19年世界選手権で銅メダルを獲得。古傷の右ヒザなどに不安を抱えながらも大一番で頂点に立った。

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