東京五輪の開会式で不適切放送を行って炎上している韓国テレビ局「MBC」をロシア出身の韓国文化人が猛批判した。
MBCは参加国を紹介する際に、ウクライナの説明としてチェルノブイリ原発事故の画像を使用したほか、マーシャル諸島には「米国の元核実験場」、ハイチには「大統領の暗殺で政情が不安定」などと説明して世界中から非難を浴びている。
同局は謝罪しているが、当然それで済むはずがなく騒動は広がるばかりだ。
ロシア出身で韓国に帰化し、現在は放送業界で人気コメンテーターとして活躍するイリヤ・ベルリャコフ氏もMBCを糾弾。自身のツイッターで「米国のときに9・11テロの写真を入れるのか? いったい、どれだけ無知ならば爆発した原子力発電所の写真を入れようと思うのか」と激怒しながら今回の問題を追及した。
米国の同時多発テロを持ち出すのは波紋を呼びそうだが、それほどMBCの無神経な放送に対する怒りが渦巻いていると言えるだろう。