〈詳報〉上越地域で計6人 コロナ感染 上越3人、妙高2人、糸魚川1人 高田農業高 26日から休校

 県は25日、上越3市をはじめ県内で15人の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。上越市で3人、妙高市で2人、糸魚川市で1人。

 県によると、上越市の3人は家族で、40代無職女性と、その濃厚接触者に当たる10代学生女性と20代会社員女性。40代女性は24日に発熱などのため医療機関を受診し、PCR検査の結果感染が判明した。現在、せきや嗅覚障害、肺炎の症状。10代、20代女性は無症状。40代女性の感染経路は不明。10代女性は高田農業高の生徒で、同校は26日から臨時休校となる。上越市では今月7日以来の感染者確認で計126~128例目。

 妙高市の2人は20代会社員女性と20代会社員男性。女性は22日に倦怠(けんたい)感が表れ、23日に発熱と頭痛。男性は23日に発熱と頭痛、吐き気があり、それぞれ医療機関でPCR検査を受け陽性と判明した。現在、発熱、頭痛などの症状がある。いずれも県外往来がある。女性は不特定多数と接する業務ではなく、男性は不特定多数と接する業務だが、マスク着用や手指消毒など感染防止対策を施していた。妙高市では今月22日以来の感染者確認で計24、25例目。

 糸魚川市の1人は30代会社員男性。24日に家族の入院付き添いで医療機関で抗原検査を実施したところ陽性が判明した。感染経路は不明。現在無症状。県外往来がある。不特定多数と接する業務だが、感染対策を施していた。同市では6月12日以来の感染者確認で21例目。

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