【侍ジャパン】中日・大野雄が2回1安打無失点「ボールも問題なく操れました」

巨人打線をきっちり封じた中日・大野雄

沢村賞左腕が貫禄のピッチングだ。25日に行われた侍ジャパン強化試合の日本ー巨人戦(楽天生命)で大野雄大投手(32=中日)が3番手として登板。2回を1安打無失点に抑えた。

1点リードの5回からマウンドに上がった大野雄は、大城を二ゴロ、中島を空振り三振に仕留めたものの、北村に右中間三塁打を許して、二死三塁。しかし、小林を見逃し三振に切って取り、ピンチを脱出。続く6回は3者凡退に抑えて、スコアボードに「0」を2つ並べた。

「2週間ほど実戦から離れていましたが、問題ありませんでした。ボールも問題なく操れました。本番は結果が全てなので、そこに向けて準備します。リリーフでしたが、先発と思って準備したので問題なかったです」と大野雄は確かな手応えを感じた様子。

楽天・田中将、巨人・坂本、ソフトバンク・柳田と同い年のチーム最年長左腕は、本番に向けてスタンバイOKだ。

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