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東京五輪の男子トライアスロン(26日、お台場海浜公園)のスタートでまさかのトラブルが起きた。最初の競技スイムのスタートの際、運営サイドのボートがコース上に侵入。約半数の選手がスタートできず、先に飛び込んだ選手も数百メートル泳いだところで岸に戻され、やり直しとなった。
英紙「デーリー・メール」は「東京湾に56人の男性が、6時30分スタートのため並んでいたが、約半分の選手が飛び込み、残りの選手はカメラクルーを乗せたボートでブロックされた。混とんとしたスタートになった」と、運営サイドの不備を糾弾。またトライアスロンを中継した英「BBC」のコメンテーターが「非常識だ」と発言したと伝えている。
その後、再スタートとなり、日本勢ではニナー賢治(28=NTT東日本・NTT西日本)が1時間46分24秒で14位、小田倉真(28=三井住友海上)は1時間47分03秒で19位。クリスティアン・ブルメンフェルト(ノルウェー)が1時間45分04秒で金メダルを獲得した。