東京五輪のバスケットボール女子１次リーグＢ組（２７日、さいたまスーパーアリーナ）で、日本が世界ランキング５位の〝格上〟フランスに勝利した。
金星を献上したフランスに対し、母国メディアは手厳しい。序盤は優位に試合を進めながらも、中盤から終盤にかけて日本の粘りに遭い、３点シュートも相次いで決められるなど、しのぎきれなかった。
フランス紙「レキップ」は「（６月の欧州女子バスケットボール選手権で）２位となったフランスチームは、グループ内で最弱とされていたチームを相手に敗戦。ホームチームのプレッシャーから抜け出すことができず、最悪の形でオリンピックをスタートさせてしまった」と伝えた。
同組には世界ランキング１位米国、同１７位のナイジェリアなど強敵がひしめくだけに決勝トーナメント進出を不安視。各組上位２位の６チーム、３位チームでも上位２チームに入れば勝ち残れるが「出場は簡単ではない」と厳しい戦いを予想している。
