侍初戦のドミニカ先発は巨人メルセデス 原監督「C・C調子いい」

侍打線はメルセデスに手こずる?

野球の東京五輪開幕戦となる日本―ドミニカ共和国戦(28日、福島)の予告先発が27日、発表され、侍ジャパンは山本由伸投手(22=オリックス)、ドミニカ共和国はC・C・メルセデス投手(27=巨人)に決まった。

ドミニカ共和国は今季防御率2・31、5勝1敗と安定した成績を残し、日本の気候、マウンドを知り尽くした左腕を開幕投手に指名した。

メルセデスを知り尽くす巨人・原監督は「C・C、今、調子いいもんな。C・Cは3回、4回くらいだったらいいよ。リズムもいいしね」と侍打線も手こずると予想。それでも「ちょっとビッグイニング作られるケースあるからね。打たれる時も早いからね。5、6球で2、3点取られるから」と左腕の調子によっては、隙があるとの見解を見せる。

代表決定時、メルセデスは「(日本戦登板は)そこはちょっと分からないですが、もし投げるとなれば全力で行きたいです」と腕をぶしていた。果たして…。

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