日本25.54%:韓国13.5% 日韓のワクチン接種完了率差が約2倍に 韓国はモデルナ製供給調整でさらに遅れる可能性も

日本の新型コロナウイルスワクチン2回接種率が26日に25.54%を記録した。これは27日0時基準の韓国の同接種完了率の13.5%に比べてほぼ倍となる水準となった。

NHKによると、26日現在、日本のワクチン接種完了率は25.54%を記録した。 1次接種率に関しては36.90%を示した。

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日本のワクチン接種に関しては自治体への配分をめぐり混乱が生じている様子が度々伝えられたが、韓国に比べると安定したワクチン接種率を記録している。

韓国の政府機関「コロナ19予防接種対応推進団」によると、韓国の接種完了率は27日午前0時基準で13.5%となっている。これは日本の同接種率のほぼ半分の水準に留まっている。ワクチンの1回目接種率に関しては34.1%でほぼ日本と同水準となっている。

オックスフォード大学の統計サイト「Our World in Data」によると、日本のワクチン接種完了率は、先月初旬の時点で韓国に並んでいた。

ここに来て、韓国の接種率はさらに進捗が遅れる可能性が浮上している。コロナ19予防接種対応推進団は27日、「モデルナ側が7月に供給予定だったワクチン量が生産支障問題により供給日程の調整が避けられないことを通知し、それに応じて詳細日程などを協議中」とし、「7月末の供給予定量が、8月(延期)へとスケジュール調整された」と明らかにした。

韓国政府は、モデルナと年内に4,000万回(2,000万人)分のワクチンを受け取る購入契約を締結したが、これらの納品に支障が出ている状態となっている。

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