【ソフトボール】金メダルから一夜 鉄腕・上野由岐子が今後に言及

上野の進退は…

東京五輪のソフトボールで2008年北京五輪以来となる金メダルに輝いた鉄腕・上野由岐子(39=ビックカメラ高崎)が気になる今後について触れた。

メダル獲得から一夜明け、28日に都内で行われた会見で「みんなの力を合わせた結果。金メダルで終われてうれしく思います。一夜明けて金メダルを取った実感でいっぱいです」と笑顔をのぞかせた。

また尊敬する元米国代表のミッシェル・スミスは41歳まで現役を続けたことを例に今後について聞かれると「進退についてはミッシェル・スミス選手のように長くピッチャー、選手として投げ続けていきたい思いはありますが」とした上で「今後についてはまだはっきりと考えていません」と語った。

3年後の2024年パリ五輪でソフトボールは開催されないが、28年のロサンゼルス五輪で復活する可能性がある。27日の金メダル獲得後は「その時まで私が投げていたら、再度マウンドに立つことがあるかもしれません」と語っており、46歳となる7年後の舞台に立つ意欲は十分。「集大成」と位置づけた東京五輪を最高の結末で迎えたベテランから、まだまだ目が離せない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社