新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で28日、新たに10歳未満～90代の男女1051人の感染が確認された。うち709人の感染経路が不明。
茅ケ崎市は、市保健所管内の病院で新たに職員と患者計20人の感染が判明したと発表した。同病院での感染者数は計24人となり、市保健所は感染者集団（クラスター）と認定した。同病院は病棟の一部を閉鎖しているという。
県厚木保健福祉事務所管内では、県立高校で同じ部活動の部員2人の陽性が判明。感染者は部員計5人となり、県はクラスターと認定した。
横浜市は、感染が確認された10歳未満～90代の男女333人のうち、3人が重症と発表した。30～40代の男性で、40代男性は基礎疾患があり、別の40代男性と30代男性は基礎疾患がないという。
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県は28日、インドに由来するデルタ株の検査状況を発表し、19～25日の変異株転換率は44.3％で前週（12～18日）の30.4％を大きく上回り、最高を更新した。県の担当者は「デルタ株の感染力は高く、遠からず5割を超えてそれ以上になる見通し」と話した。
在日米陸軍は同日、米陸軍関係者5人が新型コロナウイルスに感染し、米軍相模原住宅地区（相模原市南区）に隔離していると発表した。
