巨人・原監督が〝捕手リーダー〟小林を褒める「態度がデカくなったな(笑い)」

巨人・小林誠司

巨人は29日にジャイアンツ球場で全体練習を行い、原辰徳監督(63)が小林誠司捕手(32)の〝変化〟を褒めたたえた。

この日は投内連係などでチームプレーも確認したが、その中でひと際声を張り上げていたのが小林だった。投手たちの送球が乱れれば、すかさず大声でカツを入れ、炎天下での練習を盛り立てた。こうしたハツラツとした動きに、原監督は「何か(炭谷)銀仁朗がいなくなって、態度がデカくなったな」と笑顔だ。

独特な言い回しながら、もちろんネガティブな意味合いではなく褒め言葉。今月上旬に炭谷が楽天へ金銭トレードで移籍し、小林はチーム内の捕手で最年長となった。指揮官は小林に〝捕手リーダー〟としての役割も期待しているだけに、率先してリーダーシップを発揮しようとする姿に満足げなのだ。

「元気。本当に元気。いいものが出てると思う」。昨季は度重なる故障に泣かされたが、その存在感が再び増し始めている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社