【新型コロナ】河野ワクチン担当相、ファイザーCEOとの再会談「ないと言い切れない」

河野太郎内閣府特命担当相(資料写真)

 新型コロナウイルスのワクチン接種担当の河野太郎内閣府特命担当相(衆院神奈川15区)は29日の参院内閣委員会で、米製薬大手ファイザー社のアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)との再会談について「論理的に言えばないとは言い切れない」と含みを残した。日本維新の会の柴田巧氏に答弁した。

 河野担当相と菅義偉首相(衆院神奈川2区)は23日に同CEOと東京の迎賓館で会談。ワクチン接種加速に向けて同社との間で10月以降としている2千万回分について、供給の一部前倒しを要請したとされる。担当相は「会談では東京五輪・パラリンピックの各国・地域の選手団に対するワクチンの無償提供のお礼を述べた。それ以上の説明は差し控えたい」と答弁した。

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