【ノア】王者・丸藤正道 8・1桜庭攻略に自信「面白くなるか、クソみたいな試合かのどっちか」

桜庭(右)を挑発するGHC王者・丸藤

8月1日のノア・広島サンプラザ大会の会見が30日に行われ、GHCヘビー級王座戦を戦う王者・丸藤正道(41)が挑戦者の〝IQレスラー〟こと桜庭和志(52)の攻略に自信を見せた。

V2戦で桜庭を迎え撃つ丸藤だが、調印を終えて「この試合に関しては、今までの挑戦者とは全く異なる試合になると思います。桜庭和志のプロレスというものは、ぶっちゃけ、ほかのレスラーたちとやってくること、考え方も違うかもしれないし、僕が今までやってきたプロレスと違う」と口にする。

桜庭からは挑戦表明時から「弱点がある」と指摘されているだけに警戒を隠さないが「桜庭さんのペースというのが非常にこちらとしてはやりづらい。そして表情も読みづらい。でもそんな中でも必ず攻略する部分はあると思うし、少しずつイメージができている」と光明は見え始めている様子だ。

試合に向けて「桜庭和志のプロレスと丸藤正道のプロレスが融合した時に、メチャクチャ面白くなるかクソみたいな試合になるか、どっちかだと思うけど、僕はメチャクチャ面白い試合にしたいと思うし、その上で桜庭さんを倒したいと思います」と断言。そして「まず、ラッシュガードを脱いでもらって。アレ、いります? どうして着てるんですか? ちょっと僕のチョップを生身で味わってほしいので、気が向いたら脱いでください」と揺さぶりをかけるのを忘れないなど、徐々に自分のペースにIQレスラーを引き込んだ。

リング内外の〝前哨戦〟で当初は押され気味だったものの、ここにきてペースをつかみ返したようだが、果たして…。

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