【東京五輪】ボクシング田中恒成が準々決勝進出の兄・亮明の勝利を喜ぶ

田中恒成

東京五輪のボクシング男子フライ級2回戦(31日、両国国技館)で勝利した田中亮明(27=岐阜・中京高教)に、プロボクサーで世界3階級制覇王者の実績を持つ弟・田中恒成(26=畑中)が喜びの声を上げた。

亮明は2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの胡建関(中国)と対戦。サウスポー同士の一戦では、序盤から積極的に攻撃を仕掛け3―1の判定勝ち。8月3日の準々決勝に駒を進めた。

これを受けて恒成が即座に反応。1回戦でもインスタライブで〝実況中継〟を敢行し兄の勝利を見届けた。この日はインスタライブ中継が「Liveが一時的にアカウント止められちゃいました」が、自身のツイッターを更新し「相手もやっぱり強かった! 戦い方、作戦、完璧でした!!」。

さらに所属ジムを通じて「よかったですね。こっちの気持ちも熱くしてくれる戦いでした。今日の相手は強い選手でしたが、相手にしっかりアジャストしていたし、今日の出来はパーフェクトでした」とコメントした。

次戦はいよいよメダルがかかる一戦。同級は1960年ローマ五輪銅メダルの田辺清以来、日本人メダリストが出ていないだけに応援にも熱が入りそうだ。

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