県などは7月31日、新たに上越市で2人、妙高市で3人の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。
上越市の2人は50代会社員女性と20代アルバイト女性。50代女性は感染者が判明している会社関連の接触者(同僚)として29日にPCR検査を行い、30日に陽性が判明した。20代女性は29日に感染が判明した20代会社員男性の濃厚接触者(家族)として30日にPCR検査を行い、陽性が判明した。
2人はいずれも県外との往来はなく、中等症・重症ではない。20代女性は不特定多数と接する業務だが、感染対策には十分留意していたという。
妙高市の3人は40代会社員男性2人と20代会社員男性。3人はそれぞれ県内感染者が判明している会社関連の接触者として29日にPCR検査を行い、30日に陽性が判明した。
7月31日で上越保健所管内の宿泊施設に関わる感染者は11人となった。上越市の大山仁健康子育て部長は「同日は県内の1日当たりの感染者数が最大値を更新し、市内でも24日以降、7日連続で感染者が判明するなど厳しい局面。感染拡大地域との往来を控えるなど、最大限の注意をお願いしたい」と呼び掛けた。