浦川原物産館2、3日にフェア 手作り加工品一堂に

 浦川原区顕聖寺にあるJAえちご上越の直売所「浦川原物産館」は2、3の両日、えごやジャム、ちまきなど人気の手作り加工品を集めたフェアを開く。

 同区熊沢の西山由紀子さん(80)が作るちまきは、2日のみの限定販売。笹(ささ)が取れる夏場の人気商品という。

ちまき生産者の西山さん(左)と、笹の葉を販売する丸田さん

 同区の山本ぶどう園農家の仲間7人でつくる「山本ふれあい工房」は、ぶどうジャム、ソースの2品を販売する。ジャムはマスカット・べーリーA、ソースはキャンベルと品種を使い分け、いずれも最盛期に収獲したブドウを製品に加工。同所の長谷川ヨシエさん(74)は「ブドウの味そのまま。ソースは肉の仕込みにも使える」とアピールした。

ぶどうジャムとソースをPRする長谷川ヨシエさん

 また、大島区岡の丸田日出子さん(74)が採取した笹を冷凍し、パック詰め販売している。小出祐輔店長(35)は「生産者が丹精した加工品を味わって」と話した。問い合わせは同物産館(電025・599・2387)へ。

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