「CM多すぎ」日テレの東京五輪・BMX中継にブーイング

男子BMXフリースタイル決勝で声援に応える中村輪夢

東京五輪の自転車競技・BMXフリースタイル・パーク決勝が1日、有明アーバンスポーツパークで行われた。

新種目として注目されるなかでツイッターのトレンドになったのは「CM多すぎ」だった。同競技は日本テレビとNHK―BS1で生中継したが、「日本テレビのCMが多すぎる」とのつぶやきが多くを占めた。

決勝は60秒の演技を2本行い、高得点が採用される。日本勢は女子=大池水杜、男子=中村輪夢が出場し、さすがに日本選手はノーカットで伝えたのだが、民放の宿命か…日本テレビは世界のレジェンドやスター選手に容赦なく演技終了直後から30秒のコマーシャルに突入。終了直後の選手の表情やスタッフとのハイタッチなどは〝強制カット〟された。

競技後のリプレーは途中から再開となり、技の解説も消化不良となる。これには「競技や解説が台なし」「日テレは空気が読めない」「世界のレジェンドよりスポンサー優先か」とブーイングが殺到。多くはCMのないNHK―BSや民放の五輪ネット配信にチャンネルを変えているようだ。

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