東京五輪女子団体で日本のライバルとなる中国の主力・劉詩雯が1日、古傷の再発で団体戦メンバーから外れることが発表された。代わりに王曼昱が出場。1回戦でオーストリアを下しベスト8に進出した。
劉は許昕と組み臨んだ卓球混合ダブルス決勝で、水谷隼(32=木下グループ)、伊藤美誠(20=スターツ)組に激闘の末敗れ銀メダル。試合後に涙を流し「チームに申し訳ない」と語っていた。中国メディアの報道によると、団体戦に向けた猛練習中に、ヒジに違和感を感じるようになったという。
劉は「私や中国チームに対する皆さんの関心、ご支持に感謝します。とても残念ですが、今回の私とチームの決定をご理解下さい。中国チーム、すべての選手に力を与えるために応援してください」と声明を出している。