首位攻防3連戦をレイズがスイープ 澤村拓一は登板せず

【レッドソックス2-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ア・リーグ東部地区の首位攻防3連戦は、レイズがレッドソックスを見事にスイープ。4連勝で地区首位に浮上しただけでなく、2位に転落したレッドソックスに1.5ゲーム差をつけた。レイズ先発の新人左腕シェーン・マクラナハンは6回4安打1失点の好投で今季5勝目(4敗)をマーク。7回以降はドリュー・ラスムッセン、ライアン・シェリフ、マット・ウィスラーとつないで3対2で逃げ切った。なお、レッドソックスの澤村拓一は2試合連続で登板機会がなかった。

レッドソックス先発のニック・ピベッタとレイズ先発のマクラナハンの投げ合いが続くなか、最初に試合が動いたのは3回裏。レイズは二死からマイク・ズニーノがストレートの四球で出塁し、ブランドン・ラウの23号2ランで先制した。4回表一死からハンター・レンフローの16号ソロで1点を返されたが、その後の一死1・2塁のピンチは脱出。すると、5回裏先頭のワンダー・フランコがヒットで出塁し、ピベッタの暴投で得点圏に進んだあと、マニュエル・マーゴのタイムリーで生還してリードを2点に広げた。

マクラナハンが6回88球4安打1失点で降板し、7回表は2番手ラスムッセンがマウンドへ。二死3塁から暴投で1点を失ったが、その後の二死1・2塁のピンチは切り抜けた。8回表二死1塁の場面では3番手として左腕シェリフを投入し、左打ちのアレックス・ベルドゥーゴを空振り三振。9回表は4番手ウィスラーが二死から連打を浴びて1・3塁のピンチを招いたが、J・D・マルティネスをライトフライに打ち取り、リードを守り抜いた。

敗れたレッドソックスは痛恨の3連敗。主砲マルティネスが3連戦で14打数1安打(打率.071)とブレーキになった。

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