新型コロナウイルス感染者の急激な増加を受け、神奈川県内に2日、緊急事態宣言が発令された。2日の県内の新規感染者数は1686人で過去最多を更新するなど、感染拡大に歯止めはかかっていない。夏休み期間で人出の増加が懸念される中、宣言期間の今月末までに感染状況を改善できるかが焦点だ。
新規感染者数が千人を超えるのは6日連続で、前週の同じ曜日を上回るのは28日連続となった。感染力が強いインド由来のデルタ株のまん延が要因とみられる。
週別の新規感染者の集計でも、7月25～31日は7041人で過去最多を更新。前週から1.9倍の増加となった。これまでの週別の最多は「第3波」のピークだった1月10～16日の5777人だった。
