【侍ジャパン】建山コーチが2試合連続失点の青柳に奮起促す「次に必ず生かしてくれる」

この試合も失点した青柳

東京五輪で悲願の金メダルを目指す野球日本代表・侍ジャパンは2日、決勝トーナメント・準々決勝の米国戦(横浜)に延長タイブレークの末、7―6でサヨナラ勝ち。ベスト4進出を決めた。試合後には建山義紀投手コーチが取材に応じ、青柳晃洋投手(阪神)について言及した。

青柳はオープニングラウンドA組初戦のドミニカ共和国戦(7月28日、福島)で両チーム無得点の7回表に登板し0回2/3を2失点。この日も3―3と同点の5回にマウンドへ上がったが、無死一、二塁のピンチを招き4番・カサスに3ランを献上。2試合連続で打ち込まれた。

建山コーチは「青柳をイニングの頭から出したかった。試合に勝つためにそういう登板(起用)をしている」と継投の意図を説明した上で「やっぱり慣れない中継ぎを彼にさせてしまっている負担はある。今日は失点をしたが、次に必ず生かしてくれると思う」と期待を寄せた。

また、今後の登板の可能性を問われると「2試合投げて次につながる何かを感じてくれたと思う。次もあのような場面で頑張ってもらいたい。本当に彼に負担をかけて申し訳ないが、あそこ(大事な場面)でやってもらうために呼んでいるので、次に期待したい」と奮起を促した。

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