【東京五輪・野球】侍ジャパンにサヨナラ負けも米メディアは淡々

準々決勝で米国代表にサヨナラ勝ちを収めた侍ジャパン

米CBSスポーツのウェブサイトは2日(日本時間3日)、東京五輪で行われた野球の準々決勝で、米国代表が延長10回の末、日本代表に6―7でサヨナラ負けを喫した試合展開などを振り返りながら「それでもまだ、(米国代表は)メダル獲得へ向かう」などと伝えた。無死一、二塁のタイブレークで迎えた延長10回表、米国が強硬策に出たことには触れていない。

大リーグ公式サイトでは「米国、延長で日本を止められず」の見出しで、元ヤンキースのエース田中将大と、レイズで5番目の有望株シェーン・バズの両先発は共に4回までしか投げられず、期待に応えることはできなかったと伝えた。また、鈴木誠也外野手が放った本塁打が横浜スタジアムの場外に出そうだったことにも触れ、両国の主要な国際大会での対戦成績がこれで13勝13敗、五輪での対戦成績も4勝4敗のタイになったと報じた。

米国代表と侍ジャパンの次の一戦が金メダルをかけた決勝戦になる可能性もあるが、まずは両国とも次の試合に勝たなければならない。

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