女優の高島礼子さんが直筆の平和メッセージを長崎市平野町の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館に寄せた。来館者は端末で検索すれば見ることができる。
高島さんは8月13日に公開される、被爆後の長崎を舞台にした映画「祈り－幻に長崎を想う刻－」に主演。長崎への思い入れも強く、4月15日に長崎原爆資料館を訪れた際に色紙にしたためた。
「もう二度と大切な人の笑顔を奪われないように平和の為に自分に出来る身近な事からはじめよう」。人気女優の心を込めた呼び掛けに、祈念館の高比良則安館長はうなずき、「多くの人がここに足を運ぶきっかけになれば」と期待した。
