卓球の男子団体準々決勝(3日、東京体育館)で、リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本は強豪のスウェーデンを3―1で下し、4強入りを決めた。
第1試合のダブルスを丹羽孝希(26=スヴェンソン)、張本智和(18=木下グループ)のペアで臨み、カールション、チェルベリ組に3―1で勝利した。
続くシングルスではベテランの水谷隼(32=木下グループ)がファルクに1―3で敗れたが、第3試合のシングルスで張本がチェルベリとの接戦を3―1で勝利し王手。最後は丹羽がファルクに3―0で完勝した。
試合後、張本は「3番手は団体戦で非常に大事な役割で、取るか取らないかで折り返しが違う。何でもいいから勝とうという気持ちでやりました」と振り返り、丹羽は「一番ダブルスが大事だと思っていて、競り勝つことがよかった。最後に決めた? 2―1で回ってきて自分が勝てばチームが勝てる状況だったので、絶対勝つんだという気持ちでプレーした」と胸を張った。
また水谷は「今日僕は負けてしまったけど、それでも勝つのが今の日本の力。明日は自分自身もチームに貢献できるように頑張りたい。(準決勝で勝利した)リオの時のドイツ戦を思い出して倒したいです」ときっぱり。チーム一丸となって4日の準決勝に臨む。