巨人・戸郷翔征投手(21)が3日、ソフトバンクとのエキシビションマッチ(ペイペイ)でリチャードに逆転3ランを浴びた。
初回に一死からアルバレスに四球を与えたのを皮切りに、中村晃には左前打を許して一、二塁に。続くリチャードにはカウント1―2から投じた外角高めの146キロ直球を逆らわずにはじき返され、そのまま右翼ポール際のスタンドに放り込まれた。
打線は初回の攻撃で1点を先制したが、直後に3点を奪われ、早くも2点を追いかける展開となった。練習試合とはいえ、交流戦では先取点こそ挙げてはすぐに追いつかれ、リードを広げられただけに、これ以上の失点は防ぎたいところ。2回は松田、九鬼、周東を三者凡退で抑えた戸郷は、このまま勢いに乗れるか。