【森保ジャパン】死闘の末…スペインに延長惜敗 森保監督3決へ「残念だが、ここで切り替えて」

東京五輪サッカー男子日本代表は3日、準決勝スペイン戦(埼スタ)で延長の末に0―1で敗れた。6日の3位決定戦(埼スタ)に53年ぶりのメダル獲得をかけてメキシコと対戦する。

大会直前の7月17日にスペインと国際親善試合で対戦し、1―1と互角の勝負を演じた中、日本は一歩も引かなかった。前半39分にGK谷晃生(湘南)が1―1のピンチをセーブするなど見せ場をつくった。

0―0のまま後半に突入すると、同13分、DF吉田麻也(サンプドリア)がペナルティーエリア内でファウルの判定を受けるが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、PKは取り消された。

その後、スペインにボール保持される時間帯が長くなってきた中、スペインの猛攻をしのぎ、90分では決着がつかず延長に突入。MF久保建英(レアル・マドリード)やMF堂安律(PSVアイントホーフェン)を下げて挑んだが、延長後半10分、FWマルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)に決められて力尽きた。

森保一監督は「残念だが、ここで切り替えて準備したい。メダルを取るために反発力を発揮しようと選手には言った」と3位決定戦を見据えた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社