【体操】橋本大輝、萱和磨らが大会を総括「1年前だったら団体は3位だったと思う」

左から橋本大輝、萱和磨、北園丈琉、谷川航

東京五輪の体操男子団体で銀メダルを獲得した日本代表が4日に都内で会見し、早くも2024年パリ五輪への抱負を語った。

萱和磨(24=セントラルスポーツ)、谷川航(25=同)、橋本大輝(19=順大)、北園丈琉(18=徳洲会)の4人は、7月26日の決勝でロシアオリンピック委員会(ROC)にわずか0・103点差及ばずの銀メダル。

個人総合と種目別鉄棒では金メダルを獲得した橋本も「団体総合で金を取りたかったので悔いがあった。その悔しさを成長に変えて、パリでは団体で金を取りたい」と〝リベンジ〟を誓った。

種目別あん馬では銅メダルを獲得したリーダーの萱も、団体であと一歩が届かなかったことを悔やんだ上で「3年後には金メダルを取りたいという思いに変わっている」と語気を強めた。

また東京五輪が1年延期になった影響について、橋本は「金を取るために練習できた1年だった。1年前だったら代表に入れてなかったかもしれない部分がある」と語り、萱も「2018年くらいからロシア、中国に離されていると感じていた。結果的に0・1点、ロシアに負けたけど、1年前だったら3位だったと思う。この1年が強くしてくれた」とプラスに働いたことを強調した。

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