アデルが躍動したエンゼルスが大勝 大谷は5打数2安打

【エンゼルス11-3レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

エンゼルスは今季初出場初スタメンの有望株ジョー・アデルが起爆剤となり、レンジャーズに11対3で大勝。借金を1に減らした。6回までに6点の援護をもらった先発のホゼ・スアレスは6回裏にアンディ・イバニェスに4号2ランを被弾したものの、6回途中6安打3失点の力投で5勝目(4敗)をマーク。レンジャーズ先発のジョーダン・ライルズは6回途中9安打6失点と打ち込まれ、8敗目(5勝)を喫した。

前日に今季メジャー初昇格を果たし、「6番・ライト」でスタメンに名を連ねたアデルが二塁打2本を含む4打数3安打3打点1盗塁の大活躍でチームを大勝に導いた。2回表の第1打席で四球を選んだアデルはメジャー初盗塁に成功。3回表の第2打席で勝ち越しの2点タイムリー二塁打、7回表の第4打席でタイムリー、9回表の第5打席でも二塁打を放ち、スタメン抜擢の期待に応えた。今季は開幕からマイナー暮らしが続くなか、AAA級で73試合に出場して打率.289、23本塁打、69打点、OPS.934を記録。昨季は攻守両面で実力不足を露呈したが、いよいよ本格開花となるかもしれない。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、最初の2打席は凡退したものの、5回表の第3打席でライトへの二塁打、7回表の第4打席でセカンドへの内野安打を放ち、後半戦5度目のマルチ安打を記録。5打数2安打で今季の打率は.274、OPSは1.028となっている。

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