【東京五輪】スケボー女子パーク表彰式で名物「ホウスイ」ビル映らず IOCが対策か

ホウスイビルが消えた(ロイター)

東京五輪の新競技スケートボード女子パーク(4日、有明アーバンスポーツパーク)の表彰式の直後から〝ホウスイロス〟が話題となっている。

実は7月25日と26日に行われたスケードボードの男女ストリートの表彰式の際、メダリストの向こうに「ホウスイ」と書かれたビルが映り込んでいた。この「ホウスイ」とは東京・江東区に本社を置く水産物流通業及び倉庫業を営む「株式会社ホウスイ」という企業。その社屋の上部が、晴れのメダル授与の瞬間にテレビ画面に登場。世界中に発信されことになり「宣伝効果が抜群」「勝ち組」などとネット上では大きな話題となっていた。

同じ会場で行われたこの日のスケートボード女子パークでも「今回はホウスイタイムあるかな」と〝再来〟を期待する声が上がったが、この日の中継にはまったく映らず。これにはネット上で「映らないように(カメラの)位置変えた?」「ホウスイ対策してきたか」「国際映像で映らないように表彰式の場所変えたなIOC!」とブーイングが飛び交った。

ストリートの中継で独特な表現を用いた解説で、人気を博した瀬尻稜(24)が、パークではでは登場しなかったため「瀬尻ロス」を訴える声が多く上がる中、こちらのロスを惜しむ声も後を絶たなかった。

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