【侍ジャパン】ヤクルト・山田が均衡破る3点適時打

殊勲の山田はガッツポーズ

東京五輪の野球・準決勝の韓国戦(横浜)が4日に行われ、山田哲人内野手(29=ヤクルト)は「1番・二塁」で先発出場。初回の第1打席では空振り三振も、3回無死一、二塁では先制点につながる送りバントを決めた。

さらに5回だ。先頭で打席に立つと右中間を破る二塁打。坂本(巨人)の外野へのフライで三塁に進むと、吉田正(オリックス)の適時打でホームに生還した。山田の最大の見せ場となったのが8回二死満塁で迎えた場面だ。

韓国4番手・高祐錫の初球、速球をとらえて左翼フェンスを直撃する走者一掃の3点適時二塁打を放った。二塁上でガッツボーズを見せた山田。初めての五輪舞台で日に日に存在感を増しつつある。

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