大谷好投で6勝目 7月以降の防御率1.38はメジャー1位

【エンゼルス2-1レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

エンゼルスは「2番・投手」でスタメン出場した大谷翔平が打席では3打数0安打に終わったものの、6回86球を投げて被安打4、奪三振6、与四球0、失点1と安定したピッチングを披露。1点のリードをオースティン・ウォーレン、スティーブ・シーシェック、ライセル・イグレシアスの3人が守り抜き、大谷には今季6勝目(1敗)が記録された。今季の防御率はついに2点台(2.93)に突入。7月以降の防御率1.38は25イニング以上を投げた投手のなかでメジャー1位となっている。

大谷は1回裏一死3塁のピンチを外野フライ2つで無失点に抑え、2回裏は三者凡退。味方打線が3回表二死1・2塁から暴投で1点を先制すると、3回裏は二死からヒットを許したものの、3つの三振を奪って無失点に抑えた。4回裏は三者凡退に抑え、5回裏は二死から二塁打を許したが、次打者を見逃し三振で無失点。6回裏一死3塁から内野ゴロの間に1点を失ったものの、ジョナ・ハイムを空振り三振に仕留め、今季16度目の先発登板を締めくくった。

エンゼルスは5回表にジャック・メイフィールドの6号ソロで2点目を奪い、大谷が6回裏に1点を失ったあと、7回以降は3人のリリーバーが1点のリードを死守。レンジャーズを2対1で破り、勝率5割復帰を果たした。大谷は打者としては見逃し三振、ファーストゴロ、ライトフライで3打数ノーヒット。今季の打率は.272、OPSは1.020となった。

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