東京オリンピック女子サッカー3位決定戦が5日に開催され、アメリカ代表とオーストラリア代表が対戦した。
準決勝では無得点に終わり、カナダに痛恨の敗戦を喫したアメリカ。メダルが掛かった3位決定戦では、うっ憤を晴らすようにオーストラリアを攻め立てる。開始7分に左CKを獲得すると、ミーガン・ラピノーのキックが直接吸い込まれ先制点をゲット。オーストラリアに同点に追い付かれるものの、21分に再びラピノーがネットを揺らし、前半終了間際にはカーリー・ロイドが追加点を挙げる。
リードを得たアメリカは、後半に入りさらに畳み掛ける。開始直後の46分にロイドがディフェンスラインの背後に抜け出すと、GKを一対一に。股下を通すシュートを沈め、アメリカが点差を広げる。勝利ムードが漂うアメリカだったが、ここからオーストリアの猛反撃に遭い、立て続けに決められ一点差に。それでもアメリカが最後までリードを守り切り、4-3で打ち合いせいし銅メダルを獲得した。