東京五輪スケートボード・パーク男子に出場し、激突したカメラマンとのグータッチが話題になったキエラン・ウーリー(17=オーストラリア)が5日、自身のインスタグラムを更新。ストーリー機能を使いアクシデントの瞬間を紹介した。
ウーリーは予選1回目の滑走でカメラマンと接触。機材を抱えたまま後方に倒れたカメラマンに近づいた。心配そうな表情だったが、カメラマンは〝問題ない〟と伝えようと笑顔でサムアップポーズ。ウーリーは笑みを浮かべてグータッチした。
競技中のアクシデントだったが、2人のやりとりはネットで「カメラマンすげえな」「2人ともさわやか」「一番ステキなグータッチ」と称賛された。
予選を通過したウーリーは午後に行われた決勝では5位。メダル獲得はならなかったが、〝満足できるプレー〟だったようだ。競技成績で始まるストーリーでは、激突の瞬間を伝える映像をいくつも掲載。その中には母国の家族が2人のグータッチの瞬間に大盛り上がりするシーンもあった。
記録より記憶に残るスケートボーダーになったウーリーは、周囲への感謝のメッセージとともに「みんなに返事をするよう頑張ります」「絶対に忘れない」とも書いている。