巨人・元木ヘッドが若手野手5人の帰京を明言 新型コロナワクチン接種のため

元木大介ヘッドコーチ

巨人の元木大介ヘッドコーチ(49)が、2―2の引き分けに終わった5日のエキシビションマッチ・ソフトバンク戦後、一軍に帯同していた若手野手5人の帰京を明かした。

東京五輪による中断期間に伴い、今夏に特別に行われていたエキシビションマッチ。この日は二軍から八百板、菊田、中山、喜多、山下が、後半戦の一軍メンバー入りを目指し、〝チャレンジ枠〟として昇格していたが、新型コロナウイルスのワクチン接種のために帰京する運びとなった。

避けられない事情とは言え、元木コーチも「函館まで連れていってやりたかったんだけど、ワクチンじゃしょうがないよね…」とポツリ。それでも「若い選手にチャンスを与えて、一軍というのはこういうもんだというのもすごくいい機会になったと思う」と、ヤングGにとっての収穫も口にした。

8日から函館で行われるエキシビションマッチ・日本ハム戦には、後半戦以降を想定し、二軍で調整を続けていた広岡や石川、立岡やウレーニャなどが召集予定。間もなくとなったリーグ戦再開に向けて、チーム内の動きも徐々に加速している。

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