EXIT兼近と考える“ローカル線”の未来「税金をぶち込みましょうよと言いたい気持ちはあるけれど…」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

■EXIT兼近と考えるローカル線の未来「税金をぶち込みましょうよと言いたい気持ちはあるけれど…」

2021年8月5日(木)夜9時からの放送では、コロナ禍で鉄道業界が大幅な赤字に追い込まれ、採算が取れない地方路線、いわゆる“ローカル線”が廃線の危機に瀕していることを報じ、地域の大切な移動手段をどのように維持していくのかを考えた。

番組 MC でお笑いコンビ・EXIT の兼近大樹は“過疎地活性化プロジェクト”に自身が参画していることを説明した上で、「税金をバチコンとぶち込みましょうよと言いたい気持ちや、助けてあげたいという気持ちはある」とならではの言い回しで意見を述べる一方で「誰も税金の負担はしたくないもの。少ない人数のために税金を投入するのか、というのは考えどころでもある」とコメントした。

また、今後のローカル線の在り方について問われた兼近は「コロナ禍で『外に出るのがナンセンス』というような外に出なくても良い時代になっている。そんな中で、移動に関することでお金儲けすることは古い考え方ではないかと感じる。時代の変化とともに、寂しいけどローカル線はどんどんなくなっていくのでは」と語った。一方、レギュラーコメンテーターで起業家の安部敏樹さんは「観光需要はなくならず、むしろコロナ禍でよりプレミアムになっている。観光による人の流れを作るニーズは大きくなるので、地域一体化して盛り上げていくことは大切だと思う」と持論を展開した。本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■どうする?若者の“クルマ離れ” EXIT兼近「都内にいる限りは必要ないのかなって思っちゃう」

また、番組では20代の3割以上が免許を持たない“若者の自動車離れ”について注目。どうしたら若者の自動車離れを防げるのか議論した。

番組 MC でお笑いコンビ・EXITの兼近大樹は「地元・北海道に住んでいる時は車は必要だと感じていたが、都内にいる限りは趣味以外での必要性はないと思っている。都内に住んでいると、ステータスとして持つ、人に自慢する、旅行行く時に使うなどしか車の必要がないのかなと思う」と自身の考えを語った。

金銭面の問題や他の交通機関の充実が理由で自動車を所有しないという意見が交わされる一方で、“車好き”派の出演者やゲストからは「運転が楽しい」「プライベートな空間を確保できる唯一の移動手段」などの意見が挙がった。ゲスト出演したモータージャーナリストの岡崎五朗さんは「お金がかかるなどネガティブな面もあるけど、移動だけの側面だけではない良いこともたくさんある。良いことと悪いことの天秤を人によってどう考えるのかということ」とコメントし、兼近も納得の表情を見せた。本放送の様子は、現在も「ABEMA」で見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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