【陸上】果敢に仕掛けた前田穂南 33位に終わるも「無事に大会に出れたことがよかった」

スタート直後、先頭を走る前田穂南(代表撮影)

東京五輪の女子マラソン(7日、札幌大通公園発着)が行われ、前田穂南(25=天満屋)は、2時間35分28秒で33位だった。

暑さへの耐性に定評のある前田は「自分のリズムをしっかり作っていこうと思った。最初から周りに左右されずにしっかり走っていこうと思った」と、2キロ手前で先頭集団の前に出るなど、積極的な仕掛けを見せたが、20キロ手前で遅れ始めた。

レース後には「後半やっぱり練習がちょっとできなかった部分も出たかなというのはあった」と悔しさをにじませながらも「1年延期となってコンディションとかモチベーションを保つのが難しかったが、無事に大会に出れたことがよかった。また次に向けて頑張りたい」と前を向いた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社