【函館競馬】静内農高生産のテイエムケントオーは5着

5着に終わったテイエムケントオー

7日の函館5R新馬戦(芝1200メートル)には、全国の高校で唯一、競走馬の生産を行っている北海道静内農業高校の生産馬テイエムケントオー(牡2・五十嵐)が出走。スタートで出遅れて後方からの競馬となり、4コーナーでは先行集団の後ろまで追い上げたが、最後は脚が上がって5着に敗れた。同馬は昨年のサマーセールで2750万円(税込み)で落札され注目を集めていた。

騎乗した坂井は「まともに鞍を置けなかったり、パドックで乗ることができなかったりと競馬の前の段階で成長が必要ですが、能力はいいものがあると思います」とコメント。五十嵐助手は「今日はパドックからテンションが上がりすぎていたし、ゲートでそわそわして出遅れてしまった。距離はもう少し延ばしてみたいですね。今後は馬体などに問題がなければ札幌の1500メートルあたりを考えたい」と話した。

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