エンゼルスがドジャースとの接戦制す 大谷は代打で敬遠

【エンゼルス4-3ドジャース】(延長10回タイブレーク)@ドジャー・スタジアム

エンゼルスは2対2の同点で迎えた10回表にホゼ・イグレシアスのタイムリー二塁打とジャック・メイフィールドのタイムリーで2点を勝ち越し。クローザーのライセル・イグレシアスが10回裏にコリー・シーガーの犠飛で1点を失ったが、4対3でドジャースとの接戦を制した。「フリーウェイ・シリーズ」3連戦の初戦を制したエンゼルスは4連勝。貯金を2とし、地区3位マリナーズとのゲーム差を1.5に縮めた。

ドジャースは4回までに2点を先制したものの、5回表にホゼ・イグレシアスの8号ソロ、6回表にメイフィールドの7号ソロで1点ずつを失って同点に追いつかれ、延長タイブレークの末に1点差で惜敗。これで延長戦は11連敗となった。「ESPN」によると、ドジャースはメジャーワースト記録まであと1に迫っているという(1969年に球団拡張で誕生して110敗を喫したモントリオール・エクスポズが延長戦12連敗を記録)。今季のドジャースは延長戦で1勝12敗(勝率.077)と勝負弱さが際立っている。

DH制のないドジャー・スタジアムでの試合だったため、エンゼルスの大谷翔平はベンチスタートとなり、代打としてスタンバイ。ホゼ・イグレシアスのタイムリー二塁打で1点を勝ち越した直後、10回表無死2塁の場面で登場したが、当然のように申告敬遠で歩かされた。このあと、メイフィールドのタイムリーで三塁に進み、一塁走者のメイフィールドとともに重盗を試みたが、大谷はホームでタッチアウト。今季7個目の盗塁死が記録された。今季の打率は.270、OPSは1.016となっている。

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