左手中指を骨折していた巨人・吉川尚輝内野手(26)が約2か月ぶりに実戦復帰した。
7日、川崎市内のジャイアンツ球場で巨人二軍と早稲田大学の練習試合が行われ、吉川は「1番・二塁」で出場。久々の実戦とあって早大のドラフト候補右腕・西垣に3三振を喫するなど5打数無安打も、守備では軽快な動きを見せ、フルイニング出場。試合は巨人が7―1で勝利した。
「もう体は大丈夫です。9イニング試合に出られたことが一番の収穫です」と振り返った吉川は、「まずしっかりアピールしたい」と一軍復帰を目指し、状態を上げていくと誓った。
打率3割1分2厘と好調だった吉川は、6月10日のオリックス戦(京セラドーム)で死球を受け左手中指を骨折。長期離脱を余儀なくされていた。