【サッカー男子】ブラジル2連覇! 延長激闘の末にスペインを2―1粉砕

勝ち越しゴールを決めたFWマウコン

東京五輪の男子サッカー決勝(横浜)が7日に行われ、ブラジルが延長戦の末に2―1でスペインを破り、自国開催の2016年リオデジャネイロ五輪に続いて連覇を達成した。

ブラジルは前半アディショナルタイムにFWマテウス・クニャが先制ゴールを挙げたが、後半16分にFWミケル・オジャルサバルにゴールを許して同点に追いつかれた。

その後も一進一退の攻防が続き、試合は90分で決着がつかず、延長戦に突入。そしてついにブラジルにとって歓喜の瞬間が訪れた。

延長後半3分、ロングパスを受けたFWマウコンが持ち前のドリブル突破で相手DFを抜き去ると、GKウナイ・シモンとの1対1も冷静に左足で決めてついに勝ち越しゴールを奪った。

虎の子の1点を守りきったブラジルが史上5か国目となる五輪連覇を果たし、金メダルを獲得した。

得点王には5得点をマークしたブラジル代表FWリシャルリソン(24=エバートン)が輝いた。森保ジャパンを始め数々の激闘が繰り広げられた東京五輪のサッカーは、王国の快挙で幕を閉じた。

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