ドジャース逆転勝利 大谷翔平は勝ち越し機で空振り三振

【エンゼルス3-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは1点ビハインドの7回裏にコディ・ベリンジャーの6号ソロで同点に追いつくと、8回裏にはクリス・テイラーが勝ち越しの2点タイムリー。クローザーのケンリー・ジャンセンが9回表を三者凡退に抑え、5対3で逆転勝利を収めた。敗れたエンゼルスは3回表に3点を奪って逆転したものの、それ以降は無得点。8回表二死1・2塁の勝ち越し機では代打で登場した大谷翔平が空振り三振に倒れ、チャンスを生かすことができなかった。

初回にマックス・マンシーのタイムリー二塁打とコリー・シーガーのタイムリーで2点を先制したドジャースだったが、それ以降はエンゼルス先発のハイメ・バリアをなかなか攻略できず、6回終了時点で2対3と1点ビハインド。しかし、7回裏先頭のベリンジャーがバリアのスライダーを捉え、ライトスタンドに6号同点ソロを叩き込んだ。

同点に追いついた直後の8回表は4番手ブルスダル・グラテロルが一死から連打を浴びて1・2塁のピンチ。ブランドン・マーシュは1球でライトフライに打ち取ったが、ここで代打の大谷を打席に迎えた。グラテロルは大谷に臆することなく初球からストライクを投げ込み、3球で1-2と投手有利のカウントに。4球目のシンカー(101.2マイル=約162.9キロ)がファウルとなったあと、真ん中付近に101.5マイル(=約163.3キロ)のシンカーを投げ込み、空振り三振に仕留めた。

ピンチを切り抜けた直後の8回裏、ドジャースは一死1・2塁のチャンスを作り、テイラーの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。これが決勝点となり、「フリーウェイ・シリーズ」3連戦の第2戦を5対3で制した。なお、8回表の勝ち越し機で空振り三振に倒れた大谷は1打数0安打で打率.269、OPS1.014となっている。

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