【東京五輪】バッハ会長が菅首相、小池都知事に特例で「功労章の金章」授与 ネット上では賛否両論

特例で「功労章の金章」が授与される菅首相(左)と小池都知事

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の〝特別待遇〟にネット上で話題となっている。

バッハ会長は8日、IOC総会で五輪運動の発展に寄与したことをたたえる「五輪オーダー」(功労章)の中で最高ランクの金章を、菅義偉首相と小池百合子東京都知事に授与すると発表した。五輪の組織委員会会長のみ受章するのが通例だが、今回は特例措置だという。

この発表を受け、ネット上では賛否両論の嵐。「今回、IOCというものがどんなもんか本当に勉強させて頂きました。ありがとうございました」「ふざけるな。本当に腹が立つ。表彰されるべきは補償もほとんどされない中でひたすら耐え忍んできた我々市民だ」「IOCのために、日本で暮らす人々を生贄にささげたご褒美」などの批判が相次いでいる。

その一方で「別に何とも思わないけどなあ」「五輪が感染拡大した証拠なんて1つもないのに、総理が悪いと信じて疑わない人たちの声なんて微々たる物ですよ」「まあこの2人がおらんかったら五輪はできんかったからな」と擁護するコメントも見受けられる。

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