8日、新潟競馬場で行われた3歳ダート重賞・GⅢレパードS(1800メートル)は、メイショウムラクモ(牡・和田勇厩舎)が3番手から直線早めに先頭に立ってそのまま押し切り重賞初V。先月30日に55歳になった大ベテラン・柴田善臣騎手は、これまで岡部幸雄元騎手が持っていた54歳0か月31日のJRA最年長重賞勝利記録を約1年更新した。
未勝利から3連勝で初重賞の舞台に臨んだ2番人気ルコルセール(牡・堀厩舎)は、向正面でムチが入るほどの手応えの悪さ。そのまま沈んでいき、最下位の15着に終わった。鞍上の石橋騎手は「ゲートは速くなかったが押して前のほうへ。砂をかぶり続けたせいか、向正面で気持ちが途切れてしまった」と重賞の洗礼を受けてガックリした様子だった。