【新型コロナ】8日の川崎市 410人感染、クラスター拡大相次ぐ

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は8日、10歳未満~90代の男女410人の感染が新たに確認されたと発表した。重症1人、中等症5人、軽症380人、無症状24人。260人の感染経路が不明という。市発表の感染者は、累計2万2240人となった。

 年代別では20代が109人で最多。30代と40代が各77人、50代61人、10代34人、10歳未満27人、60代15人、90代4人、70代と80代が各3人だった。

 居住地別では川崎区が110人、宮前区が50人、中原区が42人、多摩区が40人、高津区が37人、幸区が27人、麻生区が23人、横浜市が48人、都内が15人、藤沢市が7人、茅ケ崎市が3人、相模原市・横須賀市・平塚市・鎌倉市・厚木市・大和市・伊勢原市・福島県が各1人。

 川崎市によると、クラスター(感染者集団)関連では、職員と利用者の計10人が感染していた幸区のデイサービス施設で、新たに職員1人が陽性となった。多摩区の有料老人ホームでも利用者2人と職員1人の陽性が判明し、感染者数は計9人となった。

 感染経路が分かっている150人のうち家庭内感染は99人、陽性者の接触者は51人だった。

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