宮根誠司 「中和抗体カクテル」の入院前投与に期待も…専門家が問題点指摘

宮根誠司

フリーアナウンサーの宮根誠司が8日、MCを務めるフジテレビ系「Mr.サンデー」に出演。コロナ感染拡大による病床ひっ迫が叫ばれる中、「中和抗体カクテル」の入院前投与を提案した。

先月、厚生労働省で特例承認された「中和抗体カクテル」と呼ばれる点滴薬は、菅義偉首相も大きな期待を寄せている。

宮根は「訪問治療してるさまざまな先生にお話聞いたら、『40代、50代の軽症者の方、入院前にワクチン接種のように中和抗体カクテルをガンガン打っていったら、これ相当効きますよ』と、『入院する人かなり減りますよ』とおっしゃってるんですが、これできないんですか?」と、リモート出演の愛知医科大の三鴨広繁教授に質問。

三鴨氏は宮根の意見に同意しつつも「どこで点滴治療を受けるか」「中和抗体カクテルがどれぐらいの量確保されているか」の二つが大きな問題点とした。

これを受け、宮根は「菅総理はこれ十分確保できてるとおっしゃってます。入院する前に中和抗体カクテルの投与、ぜひ検討していただきたいなと、僕は思います」と強く訴えた。

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