【五輪閉会式】太田雄貴氏がバッハ会長のロングスピーチを現場報告「日本選手団は学生時代に鍛えられた」

閉会式のスピーチも長かったバッハ会長

日本フェンシング協会前会長で、同競技五輪2大会連続銀メダリストの太田雄貴氏(35)が8日、自身のツイッターでIOCのバッハ会長のロングスピーチをウイットに富んだ表現で現場報告した。

この日行われた東京五輪閉会式で、バッハ会長は約7分もスピーチ。物議を醸した開会式の約13分から半分になったものの、それでもネット上は「長すぎる」と、うんざりする声が噴出した。

そんな不満をくみとったのか、国立競技場にいたと思われる太田氏は「海外選手達がギブアップし、選手村に帰ったり、寝そべったりしている中、日本選手団はスピーチをしっかり聞いておられます」と報告。

さらに、日本選手団が我慢できる理由として「これは学生時代に校長先生達に鍛えられた成果と推測しております」とウイットに富む表現で伝え、「現場からは以上です!」と締めくくった。

これにはネット上で「洒落と皮肉が効いていて最高です」「校長先生が長いのは全てこの為なんですね!」「今大会のMVPは太田さんに一票!」などと同意するコメントが相次いでいる。

太田氏は今月4日、IOC選手委員選挙でIOC委員に選出。すでに会長に再選された〝校長先生〟バッハ会長とともにスポーツ界の発展を担う。

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