8月打率1割のエンゼルス・大谷翔平の尻に火 ゲレロ35号で2本差に

大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は8日(日本時間9日)、敵地ロサンゼルスでのドジャース戦に3試合連続で代打として出場。6点差を追う8回二死二、三塁の場面で打席に向かい、この日がメジャーデビューとなったドジャース4番手左腕・ブルールから四球を選んだ。

指名打者制のないドジャースとの3連戦で1戦目、2戦目は代打のあとはベンチに下がっていたが、この日はそのまま右翼の守備に就いた。約2か月ぶりとなった外野守備は1イニングのみで、打球は飛んでこなかった。

チームは2―8で敗れ、勝率は5割に逆戻り。本塁打王争いのライバル・ゲレロ(ブルージェイズ)がこの日のレッドソックス戦で35号を放っており、2本差に迫られた。

大谷は8月、8試合で20打数2安打(打率1割)、本塁打0、打点0と大不振。いずれもベンチスタートとなった今回の3連戦がいい〝休養〟となり、事態が好転することに期待したい。

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