東京都心で35℃超 今年初の「猛暑日」 日差しも強く危険な暑さ 熱中症に警戒

10日(火)午前11時現在までの最高気温

 東京都心は午前11時前に気温が35.1℃まで上がり、今年初めての猛暑日となった。きょうは関東を中心に猛烈な暑さとなり、内陸を中心に気温が40℃を超える可能性がある。きょうは、いつも以上に熱中症に対して警戒が必要だ。

 10日(火)の関東は天気が回復して、各地で午前中から気温が高くなっている。前日から暑い空気に覆われているところに、強い日射と山越えの風がさらに気温を上昇させる要因となり、熊谷(埼玉)や青梅(東京)で午前9時半過ぎに35℃を超え、東京都心でも今年初めての猛暑日となった。

 関東の内陸では10日(火)昼過ぎにかけて気温が40℃を超える可能性があり、命の危険に関わるような猛烈な暑さとなる見込み。外出はできるだけ控え、室内でも冷房を適切に使用するなど温度管理が必要だ。また、頭痛や体のふらつき、だるさなど体調に異変を感じたら、少しでも涼しい場所へ移動し、休息を取るよう心がけたい。

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