東京五輪に出場した陸上女子のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ(24=ベラルーシ)が、今度はメダルを競売にかけて話題を呼んでいる。
ツィマノウスカヤ7月30日に女子100メートル予選に出場し、2日の200メートル予選にも出場予定だった。ところが経験がない1600メートルリレーへの出場を一方的に命じられたことでコーチを批判。代表チームからの帰国命令を拒否し、ポーランドに亡命した。
英メディア「Inside the games」によると、ツィマノウスカヤはベラルーシスポーツ連帯財団(BSSF)と協力して、2019年の欧州競技大会で獲得した銀メダルを競売にかけたという。
競売サイトでは2万1000ドル(約230万円)の値がついたとされ、集まった資金はBSSFを通じてベラルーシのアスリートを支援するために使われる。